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このブログで伝えたい事

【理容師】

この道に進んだ時、私は23歳でした。
父は理容師、母は美容師という家系で育ちました。
中学を卒業するまでは「親の後を継ぐ者」だと思ってましたが、
自分は『左利き』で昔から「不器用」と認識してたせいか、繊細な技術を必要とする技術職の理容師は、専門学校費用も多額にかかり、途中では絶対辞めれない、そう考えてるうちに、「自分には無理かも」と思いはじめ、
高校の就職説明会で、縁があった「自衛隊に入隊」しました。

自衛隊には数々の競技会があり、興味もあったので、やるなら全力でやってみよう!と思い、その結果数々の競技会で受賞し、その時
『今、目の前にあることを全力でやり、自分もやればできる』と改めて思いました。
その後、自分自身に大きな転機がいくつかあり、その中でも「父と母の背中を見て育ち、 『将来この仕事で親孝行をしたい』と思い、
「理容師として生きていく」ことを決意しました。
そして、この歳でチャレンジするなら地方の理容室ではなく、一流の技術力を身につける為、理容世界チャンピオンでもある、「田中トシオ先生のところで修行して技術を磨く」と決心しました。
師匠、田中トシオの
「いくつになっても遅くない
気がついたらはじめればいいさ」を胸に上京
コンテストでも数多く受賞でき、今では理容師12年目、9店舗の総店長を務めれるようになりました。
どんな人も必ず成長し、やり甲斐を感じれる、この「理容師」

お客様に感謝し、感謝され、
お客様のライフスタイルに良い影響を与えれるような人間になる事こそがやり甲斐と生きがいだと想ってます。

【スタッフ】

お客様の不安や不満を払拭し、明るくて気が利き信頼できる魅力的なスタッフになってほしい

数多くあるサロンの中から当店にご来店したお客様に対して、私達スタッフはどのように接したら良いのか

多くのお客様は必ず、このお店に行ってこうしたいと思ってます。
・髪の長さ切りたい
・髪を梳きたい
・流行のヘアスタイルをしたい
・マッサージをしたい
色々な「願望」を持って来店して下さいます。
そして、多くのお客様は必ず「他店の失客」で当店に足を運んで下さいます。

そこにいるスタッフが
暗い顔や元気が無い声、
適当な会話をしてたらお客様はどう思うでしょうか。
そして、自分は髪の毛を〇〇しに来てるのに「まったく見当違いなカットや接客」をされたらどうでしょうか。
不安や不満が必ず残ってお帰りになります。
一対一でお客様のヘアカットをして、シャンプーやシェービングをしてお客様から「ありがとう」って言ってもらえるこんな素晴らしい職業、私は無いと思ってます。

そして、そこで働いてるスタッフにはお客様の不安や不満を解消し、お客様から「そうそう?」そこが不満だったんだよ」とか「俺のクセ、わかってくれてありがとう」とか
それで信頼がついて結果担当してるうちに、そのスタッフの魅力が増すと私は思ってます。
なのでそういうスタッフを目指してほしいなと思います!

【プロフェッショナルとしての自覚】

理容師として、人として大切にしてることが3つあります。

①目の前のお客様の魅力を最大限に引き出す

私の想いの中で大事にしてることの1つに「自分自身が魅力的な人柄になる」と決めてることがあります。

魅力とは、「人の気持ちを引きつけて夢中にさせる力」とあります。
つまり、この仕事で言うと、「この理容師に切ってもらいたい」この一択です。

つまり、お客様から支持されることです。
あなたになら、指名料払うよって言ってくれる人が何人いるかです。
カットコースの他にプラス540円以上の価値をつけれるかどうかが大事です。

②お客様の不安や不満を取り除く努力ができるプロフェッショナル

理容師の技術のうちの1つに
『お客様の不安や不満を取り除く』(髪の毛以外も含めて)ことがあるって思ってます。
理容師は色々なカットスキルやカウンセリングスキル、
接客スキル等、あらゆるスキルを身につけ、勉強しお客様に施術します。

ただ、この世の中にそのお客様の不安や不満を完璧に
取り除くことができる理容師って、いないんじゃないかなって思います。

なぜか。

お客様は私たち理容師よりも産まれた時から自分の髪の毛を触ったり、シャンプーしたり、ワックス等つけたりしてます。
たかだか、理容師が一度のカウンセリングとカットとシャンプーしただけでお客様がずっと抱えてる不安や不満は一度では解消できないんです。

ただ、そのはじめの一度のカウンセリングやカットでそのお客様の不安や不満を1つでも多く、聞かせてもらえるかどうかがとても大事なんです。
不安や不満を取り除くカウンセリングやカットに完璧はありません。
強いて言うなら、「不安や不満をしっかり聞いて、取り除く努力ができる人」
が本物の理容師なのではないかと思います。

『そのお客様の不安や不満はそのお客様でしか決してわからない』

そういう気持ちで働いてます。

③しっかり『結果』を出す

「良かった結果」も「悪かった結果」もしっかり結果を出して、次に繋げることがお客様を担当させて頂いた責任だと思ってます。
その不満をどう解消できたか、不安をしっかり取り除けたか、カットはどうか、シャンプーはどうか等を細かく反省し、「次来店していただいたらこうしよう」が大事です。

全てはお客様が「次来店していただけるかどうかこれに尽きます

次、来ていただいた時に前回よりも、もっとカッコよくそしてもっと不満解消できるところにつながると信じてます。

author
sotoshiro

元陸上自衛隊の理容師、外城将貴が10年間で30000人のお客様を担当し、指名数350人、リピート率98%を支持。 お客様に個人の価値観とお客様の価値観の中からライフスタイルなどを発信していくブログです。

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